【シャドバビヨンド】シャドウバースワールズビヨンド メタレポート【2025年6月30日週】

コラムメタレポート第一弾カードパック「伝説の幕開け」

シャドウバースワールズビヨンド メタレポート【2025年6月30日週】

今週のランクマッチ環境をTierごとに整理しました。
大会結果やTwitterの報告をもとに、プレイヤー間で注目されているデッキを分析しています。

メタゲーム考察

現在の環境では、高いアグロ性能で盤面を制圧し早期決着を狙うタイプのデッキ──リノセウスエルフミッドレンジロイヤル、人形ネメシス疾走ドラゴンなどが人気を集めています。

一方で、これらのアグロ系とは異なり、中盤以降の回復・全体除去・豊富なドローといった多彩な動きで戦うAFネメシススペルウィッチも使用率を伸ばしており、環境はバランスの取れた多様性のある状態です。

飛び抜けた1強デッキが存在しているわけではありませんが、リノセウスエルフはハンドとプレイング次第で8〜9ターン目に20点近い打点を疾走で叩き出すことができ、さらに守護突破能力も持ち合わせているため、今後1強となる可能性もあります

今週は特に、各デッキにおいてアグロ的な動きが見直され、単純な速攻よりも、除去・進化権管理・ドロー・回復といったリソース重視のプレイが重視される傾向が強まりました。たとえば、アグロの象徴であった《クイックブレイダー》のようなカードは採用が減少。結果として、多くのデッキが10ターンを超えるロングゲームでも息切れせずに戦い切れる継続力を獲得しています。

では、序盤〜中盤の盤面制圧は無意味になったのかというと、決してそうではありません。盤面を制圧することで、相手に進化権を使わせる=リソースを消費させるという形でアドバンテージを得ることができます。これは、疾走ダメージで勝負するリノセウスエルフやアルベール系ロイヤルに対して有効であり、またネメシスにおいても、たとえば《シルヴィア》に超進化を使わせることで、後続の《オーキス》に超進化を温存させないように仕向けるといった戦術が可能です。

特に、リノセウスエルフスペルウィッチは10ターン目に20点近いOTKダメージを叩き出せるため、そこに至るまでにいかに進化権を温存し、相手の攻撃を耐え凌ぐか──という観点が重要なゲームになりつつあります。


🔥 Tier1

📝 考察

ミッドレンジロイヤル
8コストを使った《ミリアム》→《卓越のルミナスメイジ》による【バリア守護】の盤面形成が強力で、特に後攻でも返し札を押し付けられるのが魅力。
構築は進化を温存する設計になっており、《クイックブレイダー》は抜ける傾向に。代わりに《ミリタリードッグ》などの除去フォロワーが主流に。

リノセウスエルフ
一時はロイヤルに不利とされていたが、10先の対戦で勝ち越し報告もあり、勢いが増している。
リノエルフは今のうちに練習しておくのが吉か。

人形ネメシス
除去の豊富さにより進化権を温存しやすく、ドローソースの採用も増加。
熾天使の福音》などのニュートラルカードの採用も見られ、ロングゲームでの安定感が向上している。

AFネメシス
《砲台》入りの構築が急増。
除去力不足が課題だったが、バーンダメージと除去を兼ねる砲台によって改善。
20連勝報告もあり注目度が高い。

スペルウィッチ
《釜》入り構築が主流に。
序盤のアグロに対し弱かったが、デッキ回転の改善と《理光》の全体除去によって安定性が上昇。
立ち上がりを乗り切れば、ロイヤル・人形・AFなどに強い。

疾走ドラゴン
《ルーペ》を落とす3/3/3のニュートラル採用で、序盤の安定と終盤の詰めが安定化。
除去が間に合わなければ問答無用で轢き殺されるデッキとして健在。


【参考構築ツイート】


⚔️ Tier2

📝 考察

ミッドレンジネクロ
高いアグロ性能と、《ケルベロス》による最大13点コンボが魅力。
ただし、自傷カードが多いためにリノセウスエルフには不利

疾走ビショップ
アグロ耐性は全クラスでもトップクラス。
後半には守護持ちの疾走フォロワーで押し切れるパターンもあり、リノコンボへの耐性も持つ。
まだ対戦数は少ないものの、侮れない2デッキ。


🏁 まとめ

今週はAFネメシススペルウィッチの構築の変化が特に注目され、使用率も上昇傾向。
一方で、エルフロイヤルに勝ち越すなど、Tier1内のパワーバランスにも動きが出てきました。

次週以降の環境変化にも引き続き注目していきましょう!


💬 あなたの注目デッキや結果報告も、ぜひコメント欄で教えてください!

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