
屈辱杯大炎上と、シャドバ配信を引退した理由
このページはシャドウバースワールズビヨンド非公式wikiの特別コラムです。
私が主催していた屈辱杯が大炎上し、そして長年続けてきたシャドバ配信を引退するに至った理由を、今だからこそ振り返って記録しておこうと思います。
ゲームに必要なのは自由?それとも制限?
“1ターン目から制限時間をフルに使うこと”
それは自由ですか?
🏆 屈辱杯とは?
「屈辱杯」は、私・屈辱が主催していたシャドウバースのオンライン大会シリーズです。
月1回ほどの頻度で開催しており、最大256人が参加できる大規模な大会でした。
- 使用プラットフォーム:トナメル
- 賞品:主にAmazonギフト券(自費+トナメルサポート)
- 運営:私と、有志のボランティアリスナー2~3人
参加者の皆さんのおかげで、毎回活気のある大会を開催することができていました。
🔥 事件の発端:とあるブロックだけが進まない…
ある日の大会にて、ユキメノコさんという参加者の試合だけが異常に長引いているという報告が入りました。
- 他のブロックは既に5~6回戦目
- ユキメノコさんのブロックはまだ1~2回戦目
これにより、大会全体の進行に大きな遅延が生じてしまいました。
私は大会運営の責任者として、ユキメノコさんに対して
**「円滑な大会進行のため、プレイを迅速に進めていただきたい」**と警告を出しました。
💥 そして大炎上へ…
「平日の夜9時に大会を始めて、256人集めて、24時までに終わるなんて見通しが甘すぎる」
といった批判でコメント欄は大荒れに。
- 私の警告に対する強い反発コメント
- 配信のチャット欄が荒らされる
- 雰囲気が悪化
もちろん、大会に参加してくれるのは本当にありがたいことですし、時間も使っていただいて構わないんですが、
しかし、そのうえでお願いしたいのは、「円滑な大会運営に協力してほしい」ということです。
※エアーマンさんから記事の一部分の削除をお願いされたので応じました。これからも円滑な大会運営にご協力と、大会運営への批判は控えていただくようよろしくお願いいたします。
💀「屈辱デイリー」という嫌がらせ
すると翌日から始まったのが――
「屈辱デイリー」
という嫌がらせ行為でした。
- 毎日のように私の配信にやってきて、低評価だけ押して帰る
- コメント欄には「低評価押した?」「屈辱デイリー完了」といった書き込みが並ぶ
- 視聴者数が急に増えたかと思えば一気に減少
- 配信の**低評価率が80~90%**を超える状態に
視聴者にとっても、「こんな空気の悪い配信は見ていられない」という状態になり、
私自身のモチベーションは急速に削られていきました。
🎮 そして、シャドバ配信をやめた
以前は毎日のように数時間配信していたシャドウバース。
それが徐々に減り、やがて完全に配信をやめることになりました。
🗣️ 皆さんに伝えたいこと
この出来事をきっかけに、私はひとつ、皆さんに考えてほしいことがあります。
シャドウバースにおいては、度々話題になりますが──
1ターン目から制限時間ギリギリまで使い続けるプレイ。
過去にはプロ選手や、RAGE優勝者の中にもそういったプレイスタイルの方がいました。
そしてそのとき、RAGEの終了時間は過去最高まで伸びたと記憶しています。
でも、それで本当にいいんでしょうか?
- 一部のプレイヤーが常にフル時間使うことで、円滑なゲーム進行が妨げられる
- 大会全体の進行が遅れ、本来楽しいはずの大会体験が台無しになる
- 他のプレイヤーは、何時間も待たされるだけの存在になってしまう
私はそう思っています。
「できればサクッと大会に出て、サクッと終わる」
それができるなら、それがプレイヤーにとっても運営にとってもベストじゃないでしょうか?
もちろん、時には1ターン目から考え込む手札もあるでしょう。
でも、毎ターン、毎試合、常にフルタイム使うのは明らかに異常です。
この問題に対して、運営も一定の危機感を持っていたのか、
**シャドバWBでは「序盤ターンの制限時間が短く設定されている」**という話もあります(先行体験会情報より)。
逆に後半は時間が長くなるという調整も行われています。
でも私は、こうしてゲームが進化するたびにルールで少しずつ“人間の愚かさ”を補正していく姿を見るたび、少し寂しさを覚えます。
「ルールで許されているから、何をしてもいい」
そう思ってしまった時点で、ゲームは**“自由”ではなく“支配”されたもの**になってしまうのではないでしょうか。
✍️ あとがき
これは少し別の話になりますが、私がシャドバを離れた後、
別のゲームや界隈でも活動をしていました。けれど、そこでまた嫌なことがあり、ゲームを心から楽しめなくなってしまった時期がありました。
そこでふと、こう思いました。
「自分がゲームを好きな気持ちって、この程度で折れてしまうものなのか?」
そしてさらに…
「もし、また面白いと思えるゲームに出会えたとしても、また何か嫌なことがあって気持ちが折れてしまうんじゃないか?」
そう考えていた時、私はまた、シャドウバースの世界に戻ってきました。
そして今始まろうとしているのが「シャドウバースワールズビヨンド(WB)」でした。
このゲームに、再び自分の気持ちを賭けてみたい
だから私は思います。
この思いは、もう二度と折れてはいけない。
過去に傷ついたことも、自分が未熟だったことも含めて、
すべてを踏まえた上で、もう一度ゲームを楽しむという“覚悟”を持って臨みたい。
それが今、私がこのシャドバWBというゲームにかけている思いです。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
そして、もしこの記事や私の気持ちに共感してくれたなら──
少しでも応援していただけたら、本当に嬉しいです。
コメント