闇食らいの蝙蝠ヴァンパイア 構築論 & プレイガイド
十過絶傑環境(OOT)タイムスリップローテーション アディショナル実装後 カード調整後
🔹 構築のポイント

闇食らいの蝙蝠ヴァンパイアは、序盤のドローソースを活用して手札を整えつつ、フラウロスの直接召喚と闇食らいの蝙蝠による大ダメージを狙うデッキです。安定した動きを実現するために、ドローソースの最適化やミラーマッチの対応を考慮した構築が求められます。
1. ドローソースの最適化
ドローソースは9枚が理想であり、これを減らさないことが重要です。
デッキのコンセプトとして、2~3ターン目はドローソースで手札を整え、進化ターンでフラウロスを直接召喚する準備をすることを意識します。
ドローソースの優先順位
1️⃣ 双石の悪魔 > 2️⃣ 取引 > 3️⃣ 純真の歌い手
理由:
- 双石の悪魔は、ファンファーレで得られる2コストアミュレットが2ドローを生み、かつターン開始時に2点自傷できるため、実質0コストの自傷カードとして機能する。
- 3ターン目にアミュレットをプレイすると5ターン目に割れ、4ターン目にプレイすると6ターン目に割れ、フラウロスの直接召喚を狙いやすくなる。
- 純真の歌い手は自傷ギミックを持たないため、ドローソースを減らす場合は純真から削る。
2. マリガン
🃏 キープすべきカード
3. 姦淫の信者の採用枚数(2枚)
姦淫の信者は、ミラー以外では強いため本来は3枚入れたいが、ミラーでは相手に自傷を与えフラウロス召喚の手助けをしてしまうため、2枚採用がベストと判断。
強み:
- 1コストで自傷できるため、5ターン目に進化して攻撃することで、実質0コストの自傷カードとして機能。
- 進化前に盤面に残すことで、次のターンに確実に自傷を発動可能となり、相手は除去を強いられる。
プレイパターンの例
- 3ターン目に信者 + スコルピオをプレイし、どちらかを生存させることで4ターン目の自傷を確保。
- 信者3 + スコルピオ3 の構築は、フラウロス直接召喚を安定させるための強力なアプローチ。
4. フラウロスの直接召喚の考え方
とにかく自分のターン中に4回自傷してフラウロスを直接召喚するプレイが最も強力。
- 3ターン目に直接召喚するには 0コストの自傷カードが3枚必要 → 安定しないため狙わなくても良い(信者やスコルピオが盤面に残っている場合のみ)。
- 4ターン目に直接召喚するには 0コストの自傷カードが2枚必要。
- 5ターン目に直接召喚するには 0コストの自傷カードが2枚必要(1枚は姦淫の信者で代用可能)。
- 3ターン目に双石のアミュレットをプレイしておけば、残り3枚で発動可能。
- 6ターン目に直接召喚するには 0コストの自傷カードが1枚必要。
- 4ターン目に双石のアミュレットをプレイしておけば、2コストの自傷カード3枚でOK。
5. 後攻を強くするためヴィーラのアプローチ

後攻時の勝率向上が課題であり、ヴィーラの採用を検討。
- ヴィーラに翼をプレイすることで、ダメージ−2を持つ6/6となる。
- ミラーマッチの闇食らいの蝙蝠、リーシェナの黒、ギガントキマイラ、アンの大魔法など、様々なフィニッシャーをケアできる。
- ただし、環境には熾天使の剣、ビッグソウルハンター、伊達政宗、リーシェナの必殺といった低コストでヴィーラを除去できるカードが存在するため、過信は禁物。
6. ミラーマッチでの信者の使い方
7. フィニッシャー(闇食らいの蝙蝠)
**闇食らいの蝙蝠**の採用枚数:2枚
- 闇食らいの蝙蝠は8ターン目までに1枚手札に欲しいが、ドローソースが豊富なため3枚入れなくても良い。
- 複数枚引くと選択肢が制限されるため、2枚が適正。
- 環境には闇食らいの蝙蝠のメタカードが多いため、過信は禁物。
- リリエル、虚数物体、ブローディア、ヴィーラなど。
闇食らいの蝙蝠のメタを突破する方法
ヨルムンガンドの採用
- 環境に闇食らいの蝙蝠メタが多い場合、ヨルムンガンドのリーダー付与効果の方が強力なフィニッシャーになり得る可能性がある。
8. 姦淫の翼の採用理由
姦淫の翼は枚数を減らしている構築も多いですが、3枚採用しています。+2/1のバフを2コストで行うことが強力。これはトレードにおいても強力ですし、リーダーを攻撃するときには打点としても強力です。また、このデッキにおいてはドレインがとても強力で、フラウロスだけで足りない回復を補うことが出来ます。
9. 邪眼の悪魔の運用
邪眼の悪魔は**唯一のAOE(範囲除去)**であり、マナリア相手には進化権と一緒に温存する必要がある。
🔹 まとめ
闇食らいの蝙蝠ヴァンパイアの構築とプレイ方針
- ドローソースは9枚確保し、安定した動きを目指す。
- 序盤は手札を整え、進化ターンでフラウロスの直接召喚を狙う。
- 信者はミラーマッチを考慮して2枚採用がベスト。
- ヴィーラの採用により後攻時の勝率を向上させるアプローチもある。
- 闇食らいの蝙蝠はメタを意識しつつ、ヴァーナレクと組み合わせてプレイ。
- 環境によってはヨルムンガンドの採用も検討。
環境に応じた構築調整が鍵となるため、ミラーマッチの頻度や闇食らいの蝙蝠メタの状況を考慮しながら柔軟にデッキを調整していくことが重要です!
参考
Posted to Hatena Blog OOT環境の蝙蝠ヴァンパイアを辿る – potwasher’s blog
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