このページはシャドウバースワールズビヨンド非公式wikiの「AFネメシス」デッキ紹介記事です。
35連勝を記録した構築をもとに、デッキの強みと当時の環境について詳しく振り返ります。タイムスリップローテーションにておすすめのデッキです!
35連勝を達成したAFネメシスを紹介!
旧シャドバのタイムスリップローテーション環境にて、35連勝を記録したAFネメシスの構築がこちら👇
AFネメシス 35連勝構築と環境考察

当時の環境を振り返る:Tier1は3強時代
このデッキが活躍していた当時のタイムスリップローテーション環境を思い返すと、明確なTier1は以下の3デッキでした:
この3つのデッキはいずれも異なる勝ち筋を持つ強力なアーキタイプであり、対面ごとにプレイスタイルや構築の調整が求められました。
AFネメシスを使う上では、これらのデッキにどう勝つかを考慮したメタ構築&プレイングが非常に重要でした。
構築のキーカード:追憶の大天使3枚採用の意図
この構築で注目すべきは、「追憶の大天使」3枚採用という点です。
これは以下の理由から非常に有効でした:
- ✅ 乗り物ドラゴン対策:ラスティナのラストワードを消滅させることにより大幅なダメージカット
- ✅ ラストワードネクロ対策:ラストワードもちを消滅させることにより、相手のテンポを崩す
- ✅ AFネメシスのミラーマッチ対策:「アナライズアーティファクト」「機構の技師」などの展開を止めることで、相手のリソースとテンポを崩す
特にアナライズやスピネを止めるだけでも、回転とパラダイムシフトのコスト軽減を遅らせることができるため、テンポ差を大きく稼げます。
また、盤面処理と同時に2コスト2/1というスタッツで序盤から主導権を握りやすい点も優秀です。
また、22連勝の構築にはオーバーヒートデーモンが3枚採用されています。ラストワードにメタ対策したい場合は検討してみてください。
構築のキーカード②:アブソリュート・トレランス3枚採用の意図
当時のAFネメシスにおいては、「ブリッツアーティファクト+バハムート(アクセラレート5点)」によるリーサルプランが主流でした。
しかし最終的に35連勝という実績を叩き出せたのは、《アブソリュート・トレランス》を3枚採用したこの構築でした。
🔍 なぜトレランスなのか?
- ギガスファクトリー設置後の安定感が増す
→ リーサルを狙わず、「耐える」ことをゴールに据えた立ち回りが可能に - コンボ中に引いてきたトレランスがそのままフィニッシャーになる
→ コスト軽減が極端に進むため、次のターンに安全にリーサルを取ることができる - ブリッツバハムート型より“見切り発車”が減る
→ 「引けていないけど動くしかない」といった事故を減らせる
一方でこの構築ではバハムートやミリアムといった“盤面を空にするカード”を不採用にしており、相手のコンボ妨害には特化していません。
そのため、代わりに序盤から盤面の主導権を握れる構築にしている点が大きなポイントです。
🔥 攻めの圧で相手のプランを崩す
「追憶の大天使」などで盤面を制しつつアグレッシブに攻めることで…
このように、コンボ耐久&安定性を重視した構築に仕上がっているのが、トレランス型AFネメの大きな特徴です。
バハムートよりトレランスを採用している理由
結局のところ一枚でどれだけのダメージを出せるかという点で
バハムートはブリッツアーティファクトの打点を+1するだけなので4枚割った場合は4点です。
トレランスは1枚で9点出せるのでデッキ全体の最大打点を大きく伸ばすことが出来ます。
もちろんバハムートは盤面を空にできるのでそこは大きなメリットです。
プレイのコツ:対乗り物ドラゴンは“攻めor耐え”の判断が重要
対乗り物ドラゴン戦では、「攻めるか」「耐えるか」の判断が勝敗を分けます。
- 🛡 耐えプレイを選ぶ場合のポイント:
ドラゴンにはOTK(ワンターンキル)手段がないため、回復で粘れば勝てる展開も多いです。
このため、パラダイムシフトから「エッジアーティファクト(回復)」を優先的に取ることで、耐久寄りのゲーム展開が可能になります。 - ドラゴン側は盤面を空にしたり、攻撃されない威圧を付与することで、エッジアーティファクトによるドレインをケアしてくるので、ケアされていないシーンで、コストが下がりきっていないパラダイムシフトでも積極的にエッジアーティファクトを使っていく必要があります。
このように、相手のリソース・火力・速度を見ながら柔軟に戦い方を変えるのがAFネメの醍醐味です。
プレイのコツ:💀 対ラストワードネクロ戦は追憶でアグロする セレスト・マグナを置かせないようにする
このマッチアップで最も重要なのは、追憶でアグロすることです。グレモリートリニティ→セレストマグナとプレイされるとスペルが使用不可になり、その前のターンまでにトレランスが下がっていないと勝つのが厳しくなります。
対ビショップと同じ用にギガスファクトリーは置いたターンでパラダイム展開まで行い、セレスト・マグナをケアしたいです。ギガスを置く(パス)だとセレストで積みがちです
先攻なら5ターン目にギガスをプレイするとセレストが6コストなので問題ありません。
ターン終了を押す前に次ターンのシミュレーションを
設置後の展開力が高いため、次のターンの動きを頭の中で計算し、リーサルまでのルートを描くことが重要です。
少々のダメージは受けてもOK
ラストワードネクロは中盤の横展開が激しく、つい盤面処理を優先したくなりますが、
ギガスファクトリーを先に置くことで、次のターンに一気に盤面を取り返す展開が可能になります。
“死ななければOK”の精神でプレイ
無理に処理しすぎず、ギガスファクトリーさえ着地できれば、その後は優位を築けるため、
思い切ってリスクを取ってもリターンの大きい判断となります。
プレイのコツ:🤖 AFネメシス同士のミラーマッチ対策
この構築ではバハムートやミリアムといった能動的に盤面を空にするカードを採用していないため、相手のコンボをケアしながら立ち回ることはほぼできません。
しかし、だからといってミラーマッチに弱いというわけではありません。
💡 ブリッツアーティファクトの有効活用
- エッジアーティファクトの回復量は3点ですが、
ブリッツアーティファクトは疾走2点+効果2点で実質4点ダメージを出すことが可能です。
そのため、コストが下がったブリッツは積極的に“顔面狙い”で走らせてOKです。 - バハムートのような自壊手段がないため、自発的に走らせて「往復4点」稼ぐプレイが多くなります。
削った後は、ララミアやトレランスで押し込むプランが非常に有効です。
🔥 後攻4ターン目の「肉球シュート進化」がカギ
- ミラーマッチで最も重要なのは、相手にギガスファクトリーを設置させないことです。
そのため、後攻4ターン目に「1コスト+肉球シュート+進化」で盤面に9点以上残す動きが非常に強力です。 - この動きによって、次ターンにギガスファクトリーやアームメカニックなどの着地がしやすくなるため、テンポ面でも大きな差をつけられます。
このように、テンポと顔ダメージのバランスを取りながら相手の設置を阻害し、着実に削っていくのがこのデッキのミラープランです。
プレイのコツ:🕊 対ビショップ(守護軸)戦の立ち回り
タイムスリップ環境におけるビショップは、守護ビショップが主流です。
このクラスは**《アブディエル》などによる「ギガスファクトリー対策」が可能な数少ない存在**のため、AFネメシスにとっては要注意の相手ですが、立ち回りさえ気をつけていれば負けることはありません。
⚠ ギガスファクトリー単体での着地は危険!
- ギガスファクトリーを置いただけでターンを返してしまうと、アブディエルでの消滅処理から一気に不利に傾きます。
- そのため、**「ギガスを置いたターンにアーティファクトを複数枚展開して、盤面とアドバンテージを取り切る」**プレイが非常に重要になります。
🧠 じっくりハンドを整えてから動き出す
- 無理に5ターン目にギガスを置かず、少し遅れてでもハンドを充実させてから動く方が安定します。
- 特に「スピネ」「アナライズ」「パラダイムシフト」などとセットで動けるように、最初に“仕込み”をしておくことが鍵になります。
このように、ビショップ相手にはギガス=爆発ターンという意識を持って、一気に展開&押し込みを狙う構えが勝利への近道です。
まとめ:懐かしのAFネメを再現してみよう!
今プレイしても面白い構築なので、タイムスリップ環境で改めて使ってみてはいかがでしょうか?
🗨️ あなたは当時、どのデッキで勝っていましたか?
AFネメシスの思い出や、現環境での使用感もぜひコメントで教えてください!
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